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温泉旅行に行きたいと思っても、宿を決めたり、観光する場所や食事を考えたりと、旅行の計画には意外と時間がかかります。
今回は、2026年9月27日(日)~28日(月)の1泊2日で、妻と下呂温泉へ行く予定です。
下呂温泉にはこれまで何度も行っていますが、今回はChatGPTに「前回とは違う場所へ行きたい」「新しいお店やフォトスポットも知りたい」など、私たちの希望を伝えながら旅行計画を作ってみることにしました。
この記事では、ChatGPTとの実際のやり取りをもとに、60代夫婦の下呂温泉1泊2日の旅行プランができるまでを紹介します。
今回の宿はどうやって決めた?
下呂温泉にはたくさんの宿があるので、今回はまず「料理の評判が良い宿に泊まりたい」というところから宿探しを始めました。
インターネットで調べていると、楽天トラベルの料理の評判が良い宿を紹介するページが見つかり、その中から気になる宿をチェックしました。
ただ、料理の評価だけで決めたわけではありません。
私が宿選びで重視したのは、次の4つです。
- 温泉が源泉かけ流しであること
- 料金が手ごろであること
- 温泉街のお土産店などへ歩いて行けること
- 実際に宿泊した人の口コミ内容が良いこと
これらを比較しながら候補を絞り、最終的に私が3軒の宿まで絞り込みました。
そして最後は妻と相談。
今回泊まる宿は、妻が選んだ「ゆらぎの里 ひだ山荘」に決まりました。
予約サイトだけでなく公式サイトも比較
宿が決まったあと、今度は「どこから予約するか」も比較してみました。
ゆらぎの里 ひだ山荘は楽天トラベルで見つけた宿ですが、Googleマップから宿の公式サイトも確認して料金を比較しました。
すると今回は、宿へ直接予約する方が安く、早期予約の割引も利用できたため、公式サイトから直接予約しました。
旅行サイトで宿を見つけても、そのまま予約するのではなく、公式サイトの料金や宿泊プランも確認してみるのは大切だと感じました。
もしChatGPTに宿を選んでもらっていたら?
ここから、少し実験をしてみました。
今回の宿は、自分たちでいろいろ調べて「ひだ山荘」に決めました。
では、私たちが実際に宿を探したときと同じ条件をChatGPTに伝えていたら、どんな宿を選んだのでしょうか?
そしてもう一つ気になったのが、
「私たちが選んだ『ひだ山荘』は、ChatGPTが選ぶ3軒の中にも入るのか?」
ということです。
そこで、私たちが実際に候補にした宿の名前は教えず、宿選びで重視した条件だけをChatGPTに伝えて、おすすめを3軒選んでもらいました。
ChatGPTに伝えた条件(プロンプト)
下呂温泉で宿を探しています。楽天トラベルの情報を参考に、次の条件を優先順位の高い順に考えて、おすすめの宿を3軒提案してください。
① 下呂温泉
② 料理自慢の宿(料理の口コミ4.0以上・1泊2食付き)
③ 1人1泊2食付き25,000円以下
④ 温泉街のお土産店などへ歩いて行ける
⑤ 温泉が源泉かけ流し
⑥ サービスの口コミ3.5以上
それぞれの宿について、条件をどの程度満たしているかも教えてください。
ChatGPTが選んだ3軒は?
最初にChatGPTが提案したのは、
「吉泉館 竹翠亭」「いずみ荘」「睦館」
の3軒でした。
結果を見ると、私たちが実際に最後まで候補にしていた宿とは、1軒も同じではありませんでした。
さらに内容を確認してみると、3軒とも「源泉かけ流し」の項目が「要確認」になっていました。
今回の宿選びでは、私たちは「源泉かけ流し」も重視していました。
そこでChatGPTに、次のように条件を追加して聞き直しました。
3軒とも「源泉かけ流し」が要確認になっています。今回は源泉かけ流しを重視しています。源泉かけ流しであることを確認できる宿に絞って、ほかの条件もできるだけ満たす宿を3軒選び直してください。確認できない場合は推測せず、その旨を教えてください。
すると、今度は、
1位 ゆらぎの里 ひだ山荘
2位 冨岳(ふがく)
3位 つるつるの湯 みのり荘
という結果になりました。
さらにChatGPTは、
「源泉かけ流しを最優先するなら、第一候補は『ゆらぎの里 ひだ山荘』」
と回答しました。
これには少し驚きました。
私たちが実際に予約した宿も「ゆらぎの里 ひだ山荘」だったからです。
最初の質問では候補に入らなかった「ひだ山荘」が、「源泉かけ流しを重視しています」と伝え直したことで、第一候補になりました。
ChatGPTで宿を探すときは、一度の回答だけで決めるのではなく、自分が特に重視している条件を伝えながら、何度か聞き直すことが大切だと感じました。
ChatGPTが最終的に選んだ3軒を比較
| 宿名 | 料理 | 料金※ | 温泉街 | 源泉かけ流し | サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| ひだ山荘 | ◎ 4.62 | 要確認※ | ○ 坂あり | ◎ | ◎ 4.33 |
| 冨岳 | ◎ 4.50 | 要確認※ | ◎ | △ 貸切温泉 | ◎ 4.53 |
| みのり荘 | ◎ 4.38 | 要確認※ | △ 急坂あり | ◎ | ◎ 4.12 |
※料理は夕食、サービスは楽天トラベルで確認した時点の口コミ評価です。評価は変動する場合があります。
※料金は宿泊日・人数・部屋・プランによって変わるため、予約時に最新の料金をご確認ください。 ※富岳の源泉かけ流しは、予約制の貸切温泉です。
私たちが選んだ宿と比べてみると……
私たちが実際に最後まで候補に残したのは、
「ひだ山荘」「みのり荘」「下呂ロイヤルホテル雅亭」
の3軒でした。
ChatGPTに「源泉かけ流しを重視する」と伝え直した結果と比べると、「ひだ山荘」と「みのり荘」の2軒が同じでした。
そして、私たちが最終的に予約した「ひだ山荘」は、ChatGPTでも第一候補になりました。
3軒中2軒が同じだったのは、思っていた以上の結果でした。
一方、私たちが候補に残した「下呂ロイヤルホテル雅亭」は、源泉かけ流しではありません。
それでも温泉街の中心にあって散策に便利なこと、そして去年娘が宿泊して「料理がおいしかった」と聞いていたことから、最後まで候補に残しました。
こうした家族から聞いた体験談は、検索条件だけではChatGPTには分かりません。
また今回、ChatGPTが最初に条件に合わない宿を提案したように、AIの回答がいつも正しいとは限りません。
ChatGPTで候補を探す → 予約サイトなどで確認する → 条件が違えば聞き直す → 最後は自分で決める。
今回試してみて、これがChatGPTを旅行計画に使うときの上手な使い方だと感じました。
ChatGPTに下呂温泉の旅行プランを作ってもらった
宿は「ゆらぎの里 ひだ山荘」に決まりました。
ここからは、いよいよChatGPTに旅行プランを考えてもらいます。
旅行の日程や宿泊する宿、行ってみたい場所などを伝えて、1泊2日の旅行プランを作ってもらうことにしました。
どこまで実用的なプランを作ってくれるのか、実際に試してみます。
ChatGPTに伝えた旅行の条件(プロンプト)
2026年9月27日(日)から1泊2日で、夫婦2人で下呂温泉へ旅行します。
名古屋市西区を午前10時頃に車で出発します。
宿泊先は「ゆらぎの里 ひだ山荘」を予約済みです。
特に行きたい観光地や食べたいものは決めていません。
60代夫婦なので、観光地をたくさん詰め込むのではなく、温泉街の散策や温泉を楽しみながら、ゆっくり過ごしたいです。
1泊2日の無理のない旅行プランを、時間の目安と一緒に作ってください。
すると、ChatGPTが次のような旅行プランを作ってくれました。
ChatGPTが考えた1泊2日の下呂温泉旅行
1日目|名古屋から下呂温泉へ
10:00ごろ 名古屋市西区を出発
車で下呂温泉へ向かいます。
途中で休憩を取りながら、急がず下呂へ。昼食も道中または下呂到着後に、そのときの気分で決めることにします。
13:00~13:30ごろ 下呂温泉到着
到着したら、まずは温泉街をのんびり散策。
下呂温泉 噴泉池周辺や飛騨川沿いを歩き、お土産店などを見て回ります。
時間に余裕があれば、宿のすぐ近くにある温泉寺へ立ち寄るのもよさそうです。
14:30~15:00ごろ ひだ山荘へチェックイン
ゆらぎの里 ひだ山荘は14時からチェックインできます。
チェックイン後は予定を入れず、源泉100%かけ流しの温泉をゆっくり楽しむ時間にします。
夕食後も温泉に入り、1日目は早めにゆっくり休みます。
2日目|朝市と合掌村をのんびり観光
8:00ごろ 朝食
朝食後、チェックアウトの準備をします。
9:30~10:00ごろ チェックアウト
チェックアウトは10時までです。
その後は、下呂温泉 いでゆ朝市へ。
2026年は3月7日~12月5日に開催され、営業時間は8:00~12:00。漬物や地酒、民芸品など地元の品を見ることができます。下呂温泉観光協会
10:30ごろ 下呂温泉合掌村
朝市のすぐ近くにある下呂温泉合掌村へ。
白川郷などから移築された10棟の合掌造りがあり、昔の飛騨の暮らしを見ながらゆっくり散策できます。営業時間は8:30~17:00です。下呂温泉観光協会
12:00~13:00ごろ 昼食
下呂周辺で昼食。
店をあらかじめ細かく決めてしまわず、その日の気分や混雑状況を見ながら選びます。
13:30~14:00ごろ 下呂を出発
名古屋へ向かいます。
途中で休憩を取りながら帰宅すれば、夕方には戻れるくらいの、比較的ゆったりした旅行になります。
このプランの良かったところ
ChatGPTが作ってくれたプランを見ると、観光地をたくさん詰め込むのではなく、1日目は温泉街の散策と宿での温泉、2日目は朝市と合掌村という、かなりゆったりした内容になりました。
私たちが希望した「あまり詰め込みすぎず、ゆっくり観光したい」という条件も、きちんと反映されています。
また、自分では思いつかなかった「いでゆ朝市」が、旅行する時期に開催されていることも分かりました。
ただし、営業時間や休館日、道路状況などは変更されることがあります。
ChatGPTに旅行のたたき台を作ってもらい、気になる場所の最新情報は公式サイトなどで確認する。
宿選びと同じように、この使い方が安心だと感じました。
ChatGPTで立てた旅行計画を実際に試してみました!
今回、ChatGPTを使って計画した下呂温泉旅行に、実際に夫婦で行ってきました。
AIが提案してくれた旅行プランは、本当に役に立ったのでしょうか?
実際に訪れて分かったことや、計画どおりにいかなかったことなどを、写真とともに紹介しています。
▶ 関連記事:下呂温泉旅行に実際に行ってみた|ChatGPTで計画した1泊2日の旅
まとめ|ChatGPTなら60代の旅行計画も気軽に始められる
今回は、実際に予定している下呂温泉への1泊2日の旅行を題材に、ChatGPTを使って旅行プランを作ってみました。
宿探しでは、私たちが実際に候補にした宿とChatGPTが提案した宿を比較してみたところ、3軒のうち2軒が同じという結果になりました。
また、旅行プランについても、「あまり詰め込みすぎず、ゆっくり観光したい」と伝えるだけで、温泉街の散策や朝市、合掌村などを組み合わせた1泊2日のプランを作ってくれました。
実際に使ってみて感じたのは、ChatGPTにすべてを任せるのではなく、旅行計画の「たたき台」を作ってもらう使い方が便利だということです。
ChatGPTの提案には、条件に合わない宿が含まれることもありました。そのため、宿泊料金や営業時間、休館日などの最新情報は、予約サイトや公式サイトで確認することも大切です。
それでも、旅行先について一から調べるより、
「こんな旅行がしたい」とChatGPTに伝える → 候補を出してもらう → 自分で確認して決める
という使い方なら、旅行計画の負担をかなり減らせそうです。
AIは難しそうと思っている方でも、普段の会話のように希望を伝えるだけで使えます。
60代からの旅行計画にも、ChatGPTは気軽に使える便利な道具の一つだと感じました。
今回は旅行前の計画編でした。実際に下呂温泉へ行ったあとには、ChatGPTが作ったプラン通りに楽しめたのか、実際に旅行してみた感想も紹介したいと思います。
ChatGPTは旅行計画以外にも、日常生活のさまざまな場面で活用できます。
→ ChatGPTでできること10選|60代の生活で役立つ便利な使い方
ChatGPTを使った旅行計画の基本的な作り方を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ ChatGPTで旅行計画を作ってみた|60代でも簡単に旅程を作れる方法

